人に寄り添う技術

KAZUTO AGENA

Webエンジニア
2015年度新卒入社

安慶名さんがこの業界に興味を持ったきっかけを教えてほしいのですが、まず、学生時代はどんなふうに過ごしていましたか?

高校は美来工科高校の情報システム科だったんですが、あのころから情報工学に興味を持っていて、それがいまもずっと続いている感じです。高校の技術の授業でパソコンを使っていたんですが、そのパソコンを使う行為自体が純粋に楽しかった。それはいまでも変わっていません。つまり、純粋に好きだからこの業界に入った、ということになると思います。

プログラミングは高校時代に独学で始めました。C言語で教科書に書いてあるようなものをひととおりやったりしていましたが、楽しかったですね。その後、琉球大学の工学部情報工学科を卒業したのですが、大学時代はRuby On RailsでWebアプリケーションを作るアルバイトを半年くらいやっていました。

とにかくコンピュータが好きだからこの業界に入った、ということですね。では、この業界で働く魅力って何だと思いますか?

アプリケーションを作ってWebに上げた瞬間、それがどこで作られたかなどは関係なく、どこからでもそのサービスを使ってもらえる。そこが一番ワクワクしますね。場所や規模も関係なく、自分が作ったものがすぐ世の中に出せて、それを誰にでも見てもらえる、使ってもらえる、評価してもらえる。そういうところに魅力ややりがいを感じています。

なるほど、確かにこれはレキサスのようなWebベースのIT企業ならではの醍醐味ですね。実際にはこれまでレキサスでどんな仕事に携わりましたか?

画像認識エンジンをiOSアプリに組み込んでプロトタイプを作ったり、今は「フォトブリッジ」というウェディングアルバムを扱うWebサービスで、機能の追加と改善を担当しています。Cake PHPというフレームワークを使ってPHPで開発しているのですが、直接エンドユーザーさんが使っているサービスということもあり、とてもシビアにやっています。

安慶名さんが考えるレキサスの魅力ってどんなところにありますか?

レキサスを知ったきっかけは、大学で開かれた企業説明会に参加したことです。そこで「基地収入に代わる外貨を稼ぐ」という話を聞いたとき、私は沖縄が好きなので、この高い目標にとても惹かれるものがありました。そもそも県外の就職は考えていなくて、沖縄のために役に立ちたいという気持ちが強かったんです。

さっきも話しましたが、いまの時代、ITサービスをどこで作るかは関係ないんですよ。東京で数ヶ月暮らしたこともあるんですが、沖縄はやっぱり人も暖かくて柔らかいし、自分の生まれ育った場所ですし、生活にはとても恵まれている場所だと思うんです。

なので、人や生活環境が豊かな沖縄にいながらでも、最先端の技術を使って沖縄県外や海外の人たちにサービスを提供できるレキサスの環境は、とても理想的だと感じています。

沖縄のことがとても好きなんですね。

そうですね。また、レキサスにはキャラクターが強い社員が多いのですが、そういうひとりひとりの個性を会社も尊重していると思うんです。例えば服装も自由ですし、飲食時間の制限もありませんし、その人が一番働きやすいスタイルで働ける環境があります。思い出してみると、面接のときにスーツを着ないでいいというのは珍しかったですし、とても魅力的でした。

たぶんリラックスして自分を表現できるように、という配慮からだと思うのですが、こういうところにレキサスらしさが出ているのではないでしょうか。あと、ふだんの業務でいうと、リーダーとエンジニアの距離も近くて良いと思います。リーダーがすぐ隣にいて、いつでも話せるので、コミュニケーションの取りやすさを強く感じますね。

では最後に、安慶名さんの将来の夢を教えてください。

日本人の10人に1人がアカウントを持っています、というくらいの大きなサービスを沖縄発で作ってみたいですね。そこに自分が書いたコードが加わっている、というのが夢ですが、でもそれは実現可能だと思うんですよ。Webサービスに場所は関係ないですからね。